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国連NFT切手(クリプトスタンプ)シリーズI – 国連本部と17の持続可能な開発目標

国連初のNFT切手(クリプトスタンプ)

2020年11月発行、国連情報通信技術局が開発した17のSDGバリアントを含むNFT切手(クリプトスタンプ)

国連郵便局(UNPA)は2020年11月24日に初のNFT切手(クリプトスタンプ)シリーズを発行しました。シリーズは17の持続可能な開発目標(SDGs)をテーマとし、それぞれが独自のバリエーションとして展開され、合計51種類(3か所×17 SDGs)となっています。発行はニューヨーク(7.75米ドル)、ジュネーブ(8.00スイスフラン)、ウィーン(7.00ユーロ)の3か所で並行して行われ、それぞれの発行枚数は30,000枚、合計90,000枚です。デザイナーはセルジオ・バラダット(UNPA)、印刷はRoyal Joh Enschedéが担当しました。NFTはEthereumメインネット上で稼働し、スマートコントラクトは国連OICTが開発しました。ミニシートのスクラッチコードをcrypto.unstamps.orgで入力してアクティベートします。

歴史

国連郵便局(UN Postal Administration)は、初のNFT切手(クリプトスタンプ)発行として2020年11月24日にシリーズIを発行しました。このリリースは、オーストリアの2019年の先駆的な発行およびクロアチアの2020年9月の車両シリーズに続くものでした。

技術仕様

詳細
発行日2020年11月24日
テーマ17の持続可能な開発目標(SDGs)
バリエーション数51(3か所 × 17 SDGs)
1か所あたりの発行枚数30,000
総発行枚数90,000
切手サイズ25 × 35 mm
シート形式ミニシート(1枚切手)
印刷ヘキサクローム+ホイル
印刷業者Royal Joh Enschedé(オランダ)
デザイナーSergio Baradat(UNPA)
技術パートナー国連情報通信技術局(UN Office of Information and Communications Technology)
ブロックチェーンEthereum メインネット
アクティベーションスクラッチオフコード

配布

場所額面発行枚数
ニューヨークUSD 7.7530,000
ジュネーブCHF 8.0030,000
ウィーンEUR 7.0030,000

3か所で同一デザイン(背景に国連本部ビル、前景にSDGバリエーション)を用いた並行ミニシートが発行され、それぞれに封印されたスクラッチオフエリアが付いています。

バリエーション配布

本発行は17の持続可能な開発目標をバリエーションとして採用しています:

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

各SDGは指定されたアイコンとカラースキームを使用しています。3か所の発行地と17のSDGsの組み合わせにより、51種類のユニークなバリエーションが生まれます。

参考までに:オーストリアのCrypto Stamp 1.0は5色バリエーション、クロアチアの車両シリーズは4バリエーションでしたが、本国連発行は51バリエーションを含みます。

技術的実装

国連情報通信技術局(OICT)Ethereumメインネット上でスマートコントラクトを開発しました。システムはERC-721標準トークンを使用し、crypto.unstamps.orgプラットフォーム上のスクラッチオフコードでアクティベートされます。

アクティベーション手順:

  1. ミニシートを購入(国連事務所またはunstamps.orgで)
  2. 封印されたエリアをスクラッチオフ
  3. 表示された英数字コードを控える
  4. ウォレット(MetaMask)をcrypto.unstamps.orgに接続
  5. コードを入力してNFTを受け取る

初日カバー

初日カバーには、オリーブの枝をくわえた鳩(国連の平和の象徴)が描かれています。消印日:2020年11月24日。

背景

本発行は国連の新技術戦略(2018年12月)を実装しており、ブロックチェーンを重要技術として位置づけています。これは国連初のパブリックブロックチェーン応用であり、SDGsを収集可能な形式に統合しています。

意義

本発行は以下の「初めて」を示しています:

  • 国際機関による初のNFT切手(クリプトスタンプ)
  • 国連初のブロックチェーン応用
  • 複数拠点による初のNFT切手アーキテクチャ(ニューヨーク/ジュネーブ/ウィーン)
  • 初期NFT切手発行の中で最多のバリエーション数(51)
  • SDGsをテーマにした初の体系的バリエーション利用
  • スクラッチオフによるアクティベーション方式の早期導入

よくある質問

17の持続可能な開発目標(SDGs)とは何ですか?

17の持続可能な開発目標(SDGs)は、貧困を終わらせ、地球を守り、2030年までに繁栄を促進するための世界的な計画として、2015年に国連総会で採択されました。これらの目標は、貧困の撲滅、飢餓の根絶、健康の促進、質の高い教育の確保、ジェンダー平等、清潔な水、手頃なエネルギー、適正な労働、イノベーションとインフラ、格差の縮小、持続可能な都市、責任ある消費、気候変動対策、海洋保護、陸上生態系、平和と正義、そしてグローバルパートナーシップを含みます。各SDGにはそれぞれのアイコンとカラースキームがあり、国連のNFT切手(クリプトスタンプ)はこれらをバリエーションテーマとして使用しています。51のバリエーションは、3つの場所(ニューヨーク/ジュネーブ/ウィーン)×17のSDGsに対応しています。

スクラッチオフによるアクティベーションはどのように機能しますか?

購入者は切手とスクラッチ部分が封印されたミニシートを受け取ります。コインなどでその層を削ると(宝くじのように)、秘密のコードが現れます。この英数字コードを、MetaMaskなどのEthereumウォレットを接続した後、crypto.unstamps.orgに入力します。スマートコントラクトがコードを検証し、NFTをユーザーのウォレットに転送します。NFTは任意でOpenSeaで取引可能です。重要:一度有効化すると取り消せません。スクラッチ部分が破損した場合は返品できません。コードは再利用不可で、コードを共有した者はNFTを失います。

出典